■鳥屋山の登山ルートはカタクリの群生で知られる漆窪から登るルートと、国道49号線沿いの別茶屋から登るルートがある。鳥屋山といえばカタクリの花といわれるほど知られているのでメインコースは漆窪ルートで、別茶屋ルートは下山などサブコースとして利用されているようである。ただし、交通の便が悪いので要注意。バスは1日2本程度。 クリック・・・コース断面図 |
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カタクリの花 |
■カタクリは、ユリ科・カタクリ属の多年草の植物で、花が籠を傾けたように咲くことから、昔は片籠(かたかご)の花と呼ばれていた。それが変化して「カタクリ」と呼ばれるようになったといわれている。また根の鱗片が片割れに似ていることから片栗と呼ばれるようになったという説もある。一般に17度前後まで気温が上がると花が咲くといわれており、花びらに日光が当たるほどにカタクリ独特の花びらの反りが大きくなる。カタクリは雑木林の林床で落葉樹の新緑が茂る前に開花し、新緑が生い茂り日光が当たらなくなるまでに結実する。そしてその後、地上部は枯れて休眠に入る |
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