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馬が先導する珍しい厩岳山の山開き |
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■厩岳山と猫魔ヶ岳は磐梯山から西に伸びる尾根続きの山で、磐梯山の西側にあるカルデラ湖「雄国沼」の外輪山の一峰で標高1,261mの輝石安山岩の山。厩岳山登山口から50分ほど進むと、西国三十三観音石仏群が始まる。途中には、のどを潤す水場もありなんとなく神々の住む山へと入っていく気持ちにさせられる。三十三番目の石仏まで到着すると馬頭観音堂がある。社殿の脇には冷たい水飲み場・行基清水がある。

厩岳山
(国道49号線から、中腹はアルツ磐梯スキー場) |
■厩岳山の山頂からの展望はすばらしく、西の方角に飯豊山、手前には雄国沼、北の方角には吾妻連峰、東の方角には磐梯山や川桁山、南には猪苗代湖と遠くに那須連峰、会津盆地。その向こうには南会津の山々が望めます

厩岳山から飯豊山を望む(右は雄国沼)11月末撮影 |
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厩岳山登山口
バスの便はないのでマイカーに限る。東北自動車道磐梯河東IC、または国道49号線から磐梯山ゴールドラインをめざす。ゴールドライン起点から500m手前の栄川酒造磐梯工場の東側に林道(地図)があり、その林道を約400m入った右側に厩岳山登山口の標識(地図)がある。

栄川酒造東側の林道約400m先にある厩岳山登山口 |
■標識がある登山口から祓川に沿って北に林道が延びている。登山口から1qは杉の植林地で、その先は緑豊かな雑木林となっている。樹木の種類は、栗、トチ、ミズナラ、サワグルミ、クルミ、山桜、コナラ、クロモジなどの二次林で季節により、春は山桜やコブシ、クロモジなどの花が観察でき、夏は木陰で涼み、秋は燃えるような紅葉が素晴らしい。登山口から1q辺りに1〜2台の駐車スペースがあり、ここまでは普通車両でも入ることができる。その先、800mのところに登山道入口がある。ジープなどの車高の高い車はここまで入ることが可能。1〜2台駐車可
(一部磐梯町資料による)

車道の終点の辺りにある厩岳山登山道入口 |
■厩岳山から雄国沼散策へ
厩岳山山頂から比較的楽に雄国沼に行くことができます。厩岳山山頂と雄国沼との標高差は約100mほどで急なアップダウンはなく、山頂から片道1時間程度です。詳細は「登山ルート」の「雄国沼散策コース」のコース断面図を参照してください |
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■このサイトは実際に厩岳山に登って見たまま、感じたままの内容を掲載したものですが、交通アクセスや、登山道、登山コースなどは自然災害や年数を重ねると様変わりすることもあります。山行の際は、最新の情報収集、状況判断の上、実施されますようお願いいたします |
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・磐梯町商工観光グループ 0242-74-1214 |
・会津若松市役所 0242-39-1251 |
・会津若松観光物産協会 0242-24-3000 |
・会津バス 0242-22-5560 |
・若松タクシー 0242-92-2211 |
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白い馬の先導で登る珍しい山開き |
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■天平年中、僧行基が夢に導かれてこの地に来た。駒のいななく声をたよりに山深く分け入ると、目の前を猿が七匹の駒を引いて走っていた。一頭の駒の上に老人がいて行基に手を差し出した。老人は、私はこの山に住む天馬の星である、これからは衆生を助け病馬の苦悩を治したい、北の峰には猫魔(ねこま)という悪魔がいて人に祟(たた)る、お前が開山しなさいという。行基は感じ入り、馬頭観音像を彫刻してここに安置し厩岳山と名付けた
『会津の伝説』会津民俗研究会編(1973)より |
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馬頭観音が祀られている厩岳山神社 |
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